気軽にファッションの一つとして入れてしまったタトゥー(刺青)。
海外留学がきっかけだったり、友人が入れていたから何となく・・・などきっかけは様々ですがおしゃれで気軽に刺青を入れる方も多くいらっしゃいます。
気軽に入れたタトゥー(刺青)でも消すことは入れることより難しいものです。
近年、公務員がワンポイントのタトゥー(刺青)が入っていて処分対象となったことも影響して、あらゆる企業でタトゥー(刺青)に対して厳しくなっている現状があります。
入れたタトゥー(刺青)を消したいという相談も増えています。
タトゥー(刺青)除去の方法は以前と比べると進化しています。
レーザー治療が可能なことは言うまでもなく、更に進化し新しいレーザー機が開発されカラータトゥーのレーザー治療の限界を大きく超えることもできるようになりました。
タトゥー(刺青)はインクがどの深さまで入っているかによって照射の回数は変わってきます。また、消したい期間や治療後の傷痕、日常生活への影響など、どこを優先するかによって治療の方法も変わってきます。当院では、患者様に合った治療法をご提案します。
まずは、お気軽にご相談ください。
本人はファッション感覚のつもりでも、年配の方にとって入れ墨は「その筋の者」として大変心象の悪いものです。「ウェディングドレスの衣装合わせの際に発覚し、婚姻を取りやめた」等の例もあるようです。就職前の健康診断などで刺青・タトゥーが発覚し内定取り消しなどのケースもあるようです。
タトゥー(入れ墨)に使用される器具が感染した血液で汚染されていた場合、B型肝炎、C型肝炎などの血液媒介性ウイルス、または細菌感染症やAIDS(HIV)の感染リスクとなります。
スーパー銭湯などの大衆浴場やプールには『入れ墨を入れている方はお断りします』と必ず貼ってあります。これはご本人が我慢すればよいだけなのですが、将来お子さんができた際や友人との旅行などのお付き合いの中で制限が出てしまう場合もあります。
体内に存在する入れ墨の色素粒子片と思われる異物が炎症の原因となり異物肉芽腫を発症する可能性があります。また、タトゥー色素によるアレルギーも見られます。アレルギー反応を起こす色は事前に特定することはできず、アレルギー症状が出た場合、レーザーや手術でタトゥーを取り除くなどの治療が必要となります。
タトゥー・刺青の種類 | オススメな施術方法とその理由 | |
ピコレーザー |
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ペアリングレーザー |
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ピコレーザー |
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切除法 ペアリングレーザー |
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当院では、タトゥーのカラーや大きさ、部位に合わせてスペクトラレーザーとエルビウムヤグレーザーを使用しています。
早く刺青やタトゥーを消したいとお考えの方には、タトゥーの大きさに合わせて切除法からアブレーション、皮膚移植まで外科的手術をご案内しています。
タトゥー(刺青)を取る方法は、主にレーザーによる治療と、手術で切除する方法があります。
ここではそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。
レーザー治療 | |
メリット |
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デメリット |
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切除法 | |
メリット |
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デメリット |
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眉・アイラインのアートメイク除去治療方法眉形やメイクの仕方には流行があり、昔入れてしまった眉形や色・アートメイクに後悔されている方は多くいらっしゃいます
当院では専門医療レーザーを使用し、眉やアイラインに入れたアートメイクを安全に除去します。
アイライン部分は医療用コンタクトを使用し、眼球を保護し治療を行いますので安心して治療を受けて頂けます。
茶色や赤などレーザーが反応しにくい色は完全に消す事は出来ませんが、黒・墨は除去可能です。
濃さや・深さによって治療回数・期間は異なりますが通常3~4か月おきに数回のレーザー照射が必要です。
タトゥー(刺青)に対する印象は時代とともに変化しています。
ひと昔前は刺青が入っていると暴力団など連想し、どちらかといえば 悪い印象を持たれる方が多かったように思います。
しかし時代は変わり今ではファッションの一つと考える方も増えています。
きっかけは様々です。
お友達が入れたから・・・
彼氏に勧められて・・・
留学した際にワンポイントタトゥーをいれた・・・
いずれにせよタトゥー(刺青)は一生消えることはありません。
これから先、タトゥー(刺青)を入れていることが弊害にならなければ消す必要はないと思います。しかし、就職や結婚、出産など色んなタイミングで除去を考える方も少なくありません。
安易に入れてしまう前に一生消えない刺青を今一度考えなおす必要があると思います。